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momoichiの日々つれづれ、、

元外資系企業管理職。 外資管理職->無職フリーダム->起業(いまここ) 人生なるようになる、なるようにしかならない。 人生、絶賛継続中。

伝統は捏造される。

どうでもいいこと。

今朝も朝から爽やかな快晴です。

こんな日に、朝からゆっくりティータイムを満喫するのは、ハイパー無職冥利に尽きます。

本当に有難いことです。

ところで、先日、毎日新聞に『それホンモノ?良き伝統の正体』という、面白い記事を見つけました。

http://mainichi.jp/articles/20160125/dde/012/040/002000c

要は、日本人は伝統という言葉に弱く、日本人のマナーの良さは、昔から伝統的なもので、昔はさらに良かったと思い込んでいるが、実はそうではない。いまの日本人のマナーは、戦後の様々な取り組みによって築き上げられた賜物で、昔からの伝統ではない。
その証拠に、1960年代は、銀座の歩道もゴミの山で、通行人や近所の住民が平気でゴミを捨てていたとあるし、外国人が驚嘆する整列乗車も、始まりは営団地下鉄の渋谷駅で、駅員が指導したとある。
夫婦別姓の歴史も、明治憲法下の民法からとのことで、夫婦同姓は古来からの日本の伝統でもないという。
なぜ新しいものを伝統だと思い込むのか。

======引用開始======

 「怖いのは、そうした過去を忘れ、今あるものを『これが日本の伝統だ』『昔からそうだった』、そして『だから日本人は昔から優れていた』と思い込むこと。これは非合理的な思考だし、他国を見下す思想につながる。
======引用終了======

======引用開始======
「『多数派がやっていること』を伝統と言い換え、少数派を従わせようとしているだけです。自分と異なる考えを認めない。それを正当化するために『家族が崩壊する』と言い出す。そもそも結婚には昔、通い婚などがあったし、家族の形も各地で本家や分家、隠居制のあり方などに違いがあってさまざまでした。それが日本の伝統なんですが……」
======引用終了======

======引用開始======

では、なぜ新しいものを「伝統」と考えたがるのか?

 「根底にあるのは『伝統の捏造(ねつぞう)』と同じ考え」と分析するのは著書「江戸しぐさの正体」で知られる作家で歴史研究家の原田実さん。《中略》

 原田さんによると、「江戸しぐさ」を創作したのは高校教員や雑誌編集長を務めたとされる芝三光(しばみつあきら)さん(99年死去)。彼は日本人や社会のモラル低下を嘆いていた。現状を否定し「昔は良かった」とばかり「ユートピア」を過去に求めた結果、道徳が優れている「想像上の江戸時代の人々の風習=江戸しぐさ」を生んだ。

 「『昔は良かった』という考えがクセもの。この考えに従うと『今ある良いものは昔からあったはずだし、昔はさらに良かったはずだ』との考えに陥りやすい。だから『日本人の道徳・マナーは昔から優れていた』と考えてしまう。『戦後日本から道徳やモラル、公の心が失われた』と言う人は戦前を評価する傾向にあるが、これも同じ。

======引用終了======

確かに、一昔前の海外の日本人の風刺画には、肩からカメラを提げた、出っ歯でメガネを掛けた日本人で、マナーの悪さが評判になっていました。

その後も、大量のブランド品の購入や、バブルの頃は海外不動産の買い占めと、いまの中国人観光客と何ら変わりがないのです。

いまのマナーの良さは、戦後の教育の賜物なのかも知れません。

昔は良かったという思い込みは、現状を否定し、ユートピアを追い求める口実になっているのかも知れません。



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