国民性の違い。
今日は朝から気持ちの良いお天気です。
少し前の話ですが、結婚式で新郎側が仕掛けたフラッシュモブがきっかけで離婚になったという話がネット上で話題になったことがあります。
実は私も、平たい顔の民族の我々が、突然、歌って、踊り出すというパフォーマンスに長年違和感を抱き続けていました。
他人がやっているのも恥ずかしくて見てられないし、大金を積まれても絶対にやらないと思っていました。
テーマパークでのパフォーマンスでも、平たい顔の出演者が満面の笑みを振りまいているのも何だか違和感を感じていました。
その違和感はどこから来るのか。
平たい顔だけが原因ではないような気がします。
それは、面識のない人の前では、感情を露わにしないことが当たり前の我々が、突然、満面の笑みを振りまきながら、歌って踊るというパフォーマンスをするギャップから来るのだと思います。
アメリカでは、初対面でも目が会うと挨拶をしたり、知らない者同士、普通に話をします。
昔、アメリカで参加したカンファレンスでは、ランチタイムはとても賑やかなものでした。初対面でも、同じカンファレンスに参加しているという共通の話題があったため、各国の状況を共有したり、各セッションの感想や疑問点を話し合うため、会話も弾んでいました。
日本で同様のカンファレンスに参加すると、ランチタイムは、非常に静かです。
初対面の人とは、話をしませんので、皆さん、もぐもぐと食事に専念されます。
どちらがいいか、悪いかの判断はできないと思います。
アメリカでは、誰とでも話をし、笑顔を振りまくのがカルチャーで、日本では、知らないもの同士は話をせず、笑顔も振りまかないのがカルチャーなのです。
もしアメリカで挨拶されても無視すると、変な奴と思われますが、日本では、やたら知らない人に笑顔を振りまくと、変な奴だと思われます。
郷に入りては郷に従えばいいだけの話です。
恐らく、私があのフラッシュモブに対して抱く違和感は、この郷に合っていないことを実行している違和感ではないかと思います。
■□■ Amazonでお買い物:おススメ ■□■
=============================
ランキング、参加しています。
↓ポチしていただければ、励みになります!