バレンタインデーの想ひ出。 - momoichiの日々つれづれ、、

世の中、昨日はバレンタインデーだったようです。

最近は友達同士で交換する友チョコや自分へのご褒美チョコなどバリエーションが増えているようです。

ところで、私にはバレンタインデーになると思い出すエピソードがあります。

当時、私の下には、A子とB子のアラフォーの女性部下がいました。A子は、私が入社したことで彼女が担当していた業務を私が横取りしたと思い込んでおり、何につけ異を唱え、粗探しをし、隙あらば刺してやろうと狙っていたようです。

元々、A子は評判が悪く（日本だけでなくグローバルでも）彼女のリプレースも兼ねて私が採用されたという経緯があり、入社初日には、カンマネからは、A子を早くクビにしろと言われました。

私の部門は、レポートラインが海外のため、例えカンマネと言えども人事権がなかったのです。

とは言え、A子の仕事ぶりを見ない内には、ターミネートなどできるわけがありません。

様子を見させてくれと時間を貰い、直ぐにB子を採用し、A子が抱えていた仕事を有無を言わさず剥ぎ取って行きました。

B子は海外留学の経験もあり、英語は堪能、業務の経験も豊富で、そして何より穏やかな性格が人から好かれました。

A子とは正反対だったのです。

そして、バレンタインデーの日。

B子がいつも世話になっている営業さんや取引先にチョコを送ろうと提案してきました。

チョコ一つで気持ち良く仕事をしてくれるのならお安いものです。

B子に買ってきてくれる？どこのがいいかしら、、と話しているのを聞いていたA子、すかさずそれをリーガルの担当者に会社のお金でチョコを買おうとしている、これはコンプライアンス違反だと告げ口をしました。

いえいえ、これは自腹です。

A子が陰で姑息に動いていたのは知っていたので、いろいろな部署にスパイを散りばめていた甲斐がありました。

スパイ達は直ぐに、A子がチョコはコンプライアンス違反だと騒いでいると教えてくれました。

しかし、、A子はとにかく騒ぐと面倒なので、A子に聞こえるようにわざと、

チョコは自腹なんだけど、仕事も忙しいし、今年は止めようね、B子。

と話してこの話は立ち消えにしました。

やがてA子は、クビになる直前に別の会社に職を得て転職。

退職後も彼女からの嫌がらせは続きました。私に関しての密告文書を本社のHRに送ったようです。

当時の私のレポーティングマネージャが、事実無根だとかばってくれて事なきを得ましたが、、

バレンタインの懐かしい思い出です。

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