momoichiの日々つれづれ、、

元外資系企業管理職。 外資管理職->無職フリーダム->起業(いまここ) 人生なるようになる、なるようにしかならない。 人生、絶賛継続中。

永久のベンチャーは免罪符ではない。DeNAの対応の甘さ。

昨日、自社キュレーションサイトで問題を起こしたDeNAが第三者委員会による調査結果の公表の記者会見を開きました。

件の『永久のベンチャーは免罪符ではない。』の言葉は、第三者委員会の調査報告書にある重い言葉です。

詳細は、東洋経済の記事がよく纏まっていると思います。

toyokeizai.net

なぜこの様な問題を引き起こしたかルートコーズは予想通りでしたが、一番の問題は、代表取締役社長である守安氏の、村田マリ氏の採用責任と管理不行き届きの一言に尽きると思います。

新規事業としてキュレーション事業を買収したこと自体は、決して悪いことではありません。問題は、事業買収後の対応なのです。そしてその責任は社長が負うべきなのです。

今回、事業責任者である村田、中川両氏は取締役を辞任、解任ではありません。守安社長に至っては、社長続投で給与カットのみの処分です。一部上場企業として社会から納得される対応とは到底言い難い甘い処分です。

今回、創業者である南場氏が代表権のある会社に復帰するそうですが、コンプガチャに続いて二度目の不祥事。もう三度目はないと思います。

この処分の甘さが吉と出るか凶と出るかは、今後のDeNAを見たいと思います。

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