人となりは立ち居振る舞いよりも服装に表れると言う話。
花粉症の治療法として舌下免疫療法が2014年から保険適用されたそうです。花粉が猛威を振るうこの季節、この治療法受けるかどうか思案中です。
ところで、外資では定期的に本社やAPACオフィスからエグゼクティブや担当者が来日します。定期的な来日は、予定されたビジネスレビューですが、突然の来日の場合は、カンマネや部門責任者に引導を渡す場合だったりします。
これまで、米国本社やAPACオフィスから日本オフィスにやってくる外人を見てきましたが、一定のルールがあります。
エグゼクティブは、やはりそれなりの格好をしていると言うことです。
基本、彼らはスーツです。日本の真夏でも彼らはスーツ着用です。対して、エンジニアなどの担当者は、カジュアルな格好でオフィスに現れます。
しかし、、一人だけ例外がいました。
かつての私のレポーティングマネージャ氏(オーストラリア人女性)は、タータンチェックのミニスカートにブーツと言う出で立ちで登場したことがあります。ちょっと古いですが、タトゥーかと思いました。彼女のタイトルは、ディレクターです。本社のVPにレポートしていました。
あなた、、その格好は違うだろう、、。
誰もが度肝を抜かれましたが、そんなことは彼女には御構いなしです。二泊三日の東京ステイをギャルのような格好で過ごした後、オーストラリアに意気揚々と帰国しました。
私の知り合いの女性(ベトナム人米国本社勤務)は、担当者だった頃はTシャツにジーンズのラフな格好でしたが、マネージャに昇進した途端に、きちんとした格好をするようになりました。立ち居振る舞いや、言動はもちろん、マネージャにふさわしい人間になって行ったのです。
ポジションが人を作るのだと思います。
件のオーストラリア人マネージャ氏、APACオフィスのカンマネと古くからの知り合いだったようで、ギャルのような出で立ちも、オフィスに一切出社しない暴挙も許されていたようです。
しかし、、周囲では、彼女は機能していない、、と囁かれていました。
彼女は、カンマネのコネでディレクターのポジションを得たものの、プロフェッショナルではなかったのです。
その人となりは、立ち居振る舞いはもちろんのこと、それ以上に服装に現れるのだと思います。
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