momoichiの日々つれづれ、、

元外資系企業管理職。 外資管理職->無職フリーダム->起業(いまここ) 人生なるようになる、なるようにしかならない。 人生、絶賛継続中。

営業マン、F氏の話。

私の勤務していた外資では、四半期毎にクォータリレビューと呼ばれる、営業ミーティングが開催されていました。大抵は、本社やAPACからVPというエグゼクティブな人たちがやって来て、そのクォータの数字や案件のレビューをします。

その際、営業が一人一人、今期の案件や数字のプランをプレゼン(英語)するのですが、このレビューを毎回逃げ回るF氏という営業マンがいました。

英語が苦手な営業のために、会社側は通訳まで用意してミーティングに備えるのですが、このF氏、毎回、お客様から緊急の要件だと言って逃げます。

2回、お客様の緊急の要件だと言って逃げた後、3回目は、お客様へはどんなに緊急でもプレゼンが終わってから行けと釘を刺されます。

万事休すと思われたF氏。

何と、インフルエンザに罹ったという理由でレビューを欠席しました。

インフルエンザです。

その後、F氏が居なくなったのは言うまでもありません。

思うにF氏はプレゼンで話せるほどの案件を持っていなかったのだと思います。一旦、自分の案件として数字をコミットしてしまうと、次回から猛烈なフォローを受けます。数字合わせのために軽い気持ちでは、案件としてノミネートはできません。しかし、、何もないと言う訳にも行きません。

じゃあ、どうするか。

取り敢えず、緊急の用件だと言うことで、レビューを逃げていたのだと思います。これではまるで小学生レベルです。

 その後、、F氏は某社の営業職を見つけたと風の便りで聞きました。

今度は逃げ回ることなく、堂々とレビューミーティングに出席して欲しいものです。