バッシングを物ともしなかった女性マネージャの話。
稲田防衛大臣がついに辞任しました。民進党蓮舫代表の辞任に当て込んだのではないか等、様々な憶測が飛び交いましたが、この人ほど、話題を振りまき、バッシングされた人もいないのではないかと思います。国会答弁での涙ぐみ事件や護衛艦の視察にハイヒール姿と、残念ながらプロフェッショナルとしての意識に欠けていたのは間違いありません。そして最後は、都議選での失言問題です。
私の元同僚にもマネージャとなり、ある大型プロジェクトのリーダーに抜擢された女性がいます。
異例の昇進だったせいもあり、当時は、やっかみ半分でスキル不足だとか、上司のえこひいきだとか、散々噂されていました。
最初は、思うようにプロジェクトが進まず、随分苦労したようです。
しかも、彼女のスキル不足を告発するメールを、社内外のキーパーソンへ出したプロジェクトメンバーがおり、プロジェクトチーム内の雰囲気も最悪だったようです。
社内外から、彼女の資質に疑問を呈する声が出てくるようになり、
チーム内外からのバッシングを受けても彼女はめげませんでした。
問題が発生する度、上司に指示を仰ぎ、難局を乗り越えて行ったようです。上司が、彼女のことを庇い、守っていたのはラッキーでした。
そして、そうしている間に、結果が出るようになり、プロジェクトは前に向かって進み始めます。
そして何とか、プロジェクトを完遂させました。
彼女のことを信じて、任せてくれた上司がいたこと、彼女が、普通の人であれば、心が折れてしまうであろうバッシングを物ともしなかったことが、功を奏したのだと思います。
その後の彼女の活躍は言うまでもありません。