快適な温度設定で高い生産性を。
朝から殺人的な暑さです。どうやら、今日が、今年一番の暑さのようです。
三菱ビルテクノサービスの調査によると、環境省推進の室内温度28度キャンペーンの28度のことを、冷房の設定温度だと勘違いしていた人が、7割以上もいたそうです。
311の震災以降、世の中は、一気に節電モードになりました。電気の無駄使いをする必要はありませんが、一律でエアコンの温度設定を28度にするのって、どんな罰ゲームかと思います。
ひどい場合は、総務部がエアコンの設定温度を28度から変更できないように細工していた会社もありました。
ところで、知り合いの会社で、社内で熱中症で倒れた社員がいたそうです。ご多聞に漏れず、この会社もエアコンの設定温度を28度に死守し、節電と称して、自販機の電源も落としていたようです。知り合いは、暖かいコーラが出てきたと嘆いていました。
そんな中、女子社員が熱中症の症状で倒れ、救急車で病院に担ぎ込まれたそうです。
今やオフィスはOA機器に溢れ、熱源が至る所にあります。また、オフィスの作りや、方角によっては暑さも違ってきます。
エアコンの温度を一律に設定するのではなく、オフィスの温度を、快適に仕事ができる温度に保つのが筋というものでしょう。
もちろん暑さの感じ方は個人差があるので、暑がり用と寒がり用に弱エアコンルームを設けるのがいいのではと思います。
生産性の高い仕事は、快適な環境からですから。