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『日本で「痴漢にされた」外国人エリートの末路』の話を読んで思うこと。

東洋経済の『日本で「痴漢にされた」外国人エリートの末路』という記事を読みました。

toyokeizai.net

内容をかいつまんで説明すると、エリート外国人の方が、混んだ電車の中で痴漢に間違われ、あれよあれよという間に犯人に仕立てられ、警察に身柄を拘束されます。本人はずっと否認していたのですが、会社が派遣した弁護士からやってもいない痴漢を認めて留置場から出ることを勧められます。結局、彼はやってもいない痴漢の罪を認めて釈放されます。恐らく、弁護士は、否認し続けて、23日間の勾留後、起訴されてしまった場合、有罪判決を受ける可能性があることを懸念したのだと思います。釈放後、彼は家族とともに日本を去ります。

ざっとそのような内容ですが、痴漢は被害者による親告がほとんどです。

問題は、痴漢だと訴えられた人が、本当に痴漢だったのかどうかと言うことです。

混雑した電車の中で、どこからその手が伸びてきているのか、誰の手かを特定するのは限りなく難しいことです。

しかも、腰のあたりに当たっているのが、荷物なのか、人の手なのかすら判別し難いことだってあるのです。

その人がやったことを証明するのも、やっていないことを証明するのも、極めて難しいのです。伸びてきた手を、現行犯で掴むことができれば、間違いはないと思うのですが。

件の外国人のケースも、警察は、DNAを採取して調べたようですが、結果については何も報告されなかったそうです。恐らく、彼が痴漢だと言う確たる証拠は出て来なかったのだと思います。

痴漢冤罪の被害に遭わないためには、混雑した電車に乗らないことが一番ですが、それは、この日本では限りなく不可能だと思います。

そうであれば、疑いをかけられない様、手がどこにあるのか、いつも分かるようにしておく。女性は、何か怪しいと思った時は、まず周囲の人の手がどこにあるか確認します。

なので、つり革を掴んでおく、何なら万歳をしていてもいいかも知れません。笑い事ではありません。知り合いの話では、定年間近の上司が、電車の中で痴漢に間違われない様、万歳をして過ごしていたと言う話を聞いたことがあります。

混んだ電車の中で、痴漢行為をする不届きものが一番悪いのはもちろんですが、痴漢や迷惑行為を指摘され、逃走する人が後を絶ちません。線路を逃走して亡くなった方もおり、何とかならないものかと思います。

ただ、痴漢だと間違われた場合は、自分はやっていません、と毅然とその場を立ち去ること。警察に連れて行かれれば、この外国人のような憂き目に遭いかねません。

このエリート外国人の方が、日本を嫌いにならない様、祈るばかりです。

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