momoichiの日々つれづれ、、

元外資系企業管理職。 外資管理職->無職フリーダム->起業(いまここ) 人生なるようになる、なるようにしかならない。 人生、絶賛継続中。

見切る力。

秋雨前線の影響で、関東地方、朝からはっきりしないお天気です。

ところで、人生は決断の連続です。ランチのメニュー決めの様に些細なものから、お気に入りのブランドの時計を買うかどうか、旅行先をどこにするか、付き合っている人と結婚するか、はたまた、別れるか、転職の決断に、誰を採用するか、出来の悪い部下を切るかどうか。まさに決断の連続です。

決断する期限があるものはいいのですが、問題は、いつまでに決めるかの期限がないものです。

私の元同僚にA氏と言う人がいます。彼の凄いところは、会社を見切る早さです。

かつて、働いていた会社は、外資を渡り歩いている英語屋のおじさんがゴロゴロいました。英語屋とは英語が堪能で、海外本社の外人と上手くやることで生き残っている人達のことを言います。自己アピールは上手いのですが、仕事はからっきしダメな場合が多いです。

彼の上司も典型的な英語屋のおじさんでした。英語屋だけあって、本社からの指示は絶対的に従います。

そんな上司に辟易していたA氏。同僚のB氏とともに、競合の某社に応募し、二人ともオファーを貰います。

さっさと見切りをつけたのはA氏。迷うB氏を置いて、さっさと転職してしまいます。

その後も、何か問題があるたび、A氏は新たな会社に転職を繰り返します。

転職せずに残ったB氏。会社の何度かの合併で、英語屋の使えない上司たちは一掃されて行きます。

その内に、マネージャから本部長になり、やがて、その会社で執行役員にまで昇進します。

B氏の場合は、そのまま、その会社に残って成功したケースです。

A氏とB氏。どこで、見切る決断をするのか、正解はないのではと思います。どちらも正解で、どちらも間違っているのかも知れません。

私もA氏と同様、さっさと見切ってその会社を飛び出しましたが、結局、残っていても、転職を繰り返していても、同じ業界での転職は、お釈迦様の手の平で踠いていただけかも、、と今になって思います。

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