momoichiの日々つれづれ、、

元外資系企業管理職。 外資管理職->無職フリーダム->起業(いまここ) 人生なるようになる、なるようにしかならない。 人生、絶賛継続中。

プレゼンや演説の上手さだけでは結果は出ないと言う話。

鳴り物入りでスタートした希望の党が失速しているようです。都議会戦では飛ぶ鳥を落とす勢いだった小池氏人気に陰りが出ているのです。

東京オリンピックの候補地選定騒動に築地市場豊洲移転。かき混ぜるだけかき混ぜて、結局何も結果が出ていない小池氏の政治手腕に疑問を投げかける人が増えたのだと思います。プレゼンや演説の上手さ、時の権力者に擦り寄る嗅覚はあっても、残念ながら実務や組織運営の経験の無さが露呈したのだと思います。

時を同じくして、元アメリカ人同僚のJohn氏(仮名)が職を失ったことを知りました。

John氏は、前職の同僚でしたが、外人上司から厚い信頼を寄せられていました。

英語ネイティブと言うだけではなく日本人の苦手なコンセプチュアルな思考が得意で、それをチャートにしてプレゼンをするのが非常に得意でした。外資のコンサルがよくやるフレームワークの手法です。

彼の分析やプレゼンを聞くとその通りと、誰もが納得できるのです。それが彼の評価にも繋がっていました。

彼の分析力は、ピカイチでした。そして、それを表現するプレゼンの腕も一流でした。前職を同じく退職した後、彼は、大手外資で部門トップの職を得ます。まさに大抜擢、大きな昇進でした。

彼の分析力、プレゼンの上手さで勝ち取ったポジションなのだと思います。

それから一年後。彼は、結果(数字)を出すことが出来ずに会社を去ったそうです。

仕事をする上で、分析力やプレゼン力は重要です。

しかし、結果を出すには、実務経験はもちろんのこと、組織運営力や結果を出すための実践力が物を言うのです。

それはどんなに分析力が優れていてもプレゼンが上手くとも、どうやってそこから数字に結びつけて行くかの実務力がないと結果を出すことが出来ないのです。自分が出来なければ、殿のように、できる人を採用すればいいのです。

小池氏を見ていると、実務力の無さが露呈してしまったJohn氏のことをふと思い出しました。

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