日本は北朝鮮、中国以下の国になってしまったのかと言う話。
先日、中国で、クマのプーさんが検索不能になった、と言うニュースを耳にしました。中国は、ネットワークを遮断したり、Google や個人情報の漏洩で物議を醸し出しているFacebookのアクセスを禁止しています。
それが、今度は、あのお馴染みのクマのプーさんです。
最初、羽生選手に投げ込まれる、多過ぎるクマのプーさんかと思ったのですが、どうやら、習主席のあだ名で、習首席を中傷するときに使われている隠語だからとのことです。
政権側が、必要以上に権力を行使しているのは、何も中国や北朝鮮だけではありません。
前国税庁長官 佐川氏が国会に証人喚問された、公文書の改ざん問題も、根っこは同じだと思います。
以前、総理のご意向文書の際は、元文科省の前川氏は、行政が歪められたと証言しましたが、今回は、民主主義の根幹を揺るがす問題です。
この問題は、籠池氏でも昭恵夫人の関与でもありません。政権に都合のいい様に、公文書がいとも簡単に書き換えられてしまったと言うことです。
どの様な力が働いて、なぜ書き換えられたかの本質をきちんと議論しない限り、また同じことが繰り返されるのではと危惧します。
政権や官僚の都合の良い様に、公文書が勝手に書き換えられるのであれば、景気指数だって、消費税引き上げの根拠となる財政の数字だって書き換えが可能です。いや、もしかしたらこれまでも日常的に発生しているのかも知れません。
と言うことは、政権を私物化している一首相のやりたい放題は、もはや歯止めが効かず、民主主義の根幹がすでに覆されているのかも知れません。
これでは、先の、クマのプーさんを検索不能にした中国共産党や自分に異を唱える人間をいとも簡単に抹殺する北朝鮮と同じ、もしかしたらそれ以下の民度になるのでは、、と思います。
公文書は、国民のもので、国民のためであること、政治家や官僚はもちろんのこと、有権者が再認識をして、そして監視する仕組みが必要ではと思います。