不平・不満からは何も生まれない、、という話。
知り合いのA氏がポジションクローズになった際、前職のメンバー数人で壮行会を兼ねたランチ会が催されました。
集まったのは、A氏とその会社でまだ働いてるB氏、C氏。特にC氏は一旦、会社を離れたもののその会社に出戻っていました。
会社を去らざるを得なくなったA氏は、サバサバしたものです。彼の口からは、会社に対する不平や不満は一切出ません。割増退職金を貰ったせいもありますが、そんなこと言ってもいまさら仕方ないからです。
しかし、、現職のB氏、C氏の口から出るのは、ここに居ない人の噂話と会社に対する批判や愚痴ばかりでした。
私がこの会社を去った後、会社は買収され、今はオペレーションも新会社に移行されているようでした。しかし、、私は、既にこの会社とは何の関わりもありません。愚痴をこぼされても何も出来ないのです。
ロマン・ロランの言葉に『いつまでも続く不幸はない。勇気を出して追い払うか、じっと我慢するかのどちらかである。』と言うのがあります。
もし、B氏とC氏が、今の状況を何とか打破したいのであれば、問題点を改善するために社内で行動を起こすか、もしくは、さっさとその会社に見切りをつけて転職をするか(環境を変えるか)、またはじっと我慢するしかないのです。
ここで不平・不満を言っても何も変わらないし、時間とエネルギーの無駄以外の何物でもないのです。
不平・不満からは何も生まれないとつくづく思います。