三つ子の魂百までの話。
今日から8月。光陰矢の如し、少年老い易く、学なり難し、、
月日の経つのは早いものです。会社生活から足を洗って、もう一年過ぎました。
ところで、先日、昔の同僚からランチでも行かない?ってお誘いがありました。
彼はいま、某社で営業として活躍しています。
昔の知り合いから連絡が来るのは、大抵、どこかに仕事ない?か、こんな人が入社した(する)のだけど、どんな人?とレファレンスの問い合わせです。
今回は、レファレンスの話で、ひとしきり話した後、共通の知り合いのA氏の話題になりました。
我々の共通の知り合いA氏とは、それぞれ別の会社で一緒に働きました。
私が、A氏と働いたのは、A氏がまだ中間管理職の頃でした。人当たりがソフトで、部門のトップからの信頼が厚く、特にプレゼンの上手さは秀逸でした。ただ、自ら先頭に立ってビジネスを推進するというよりは、トップを支える参謀タイプでした。
当時の個性の強い部門トップを支える要石の一人がA氏でした。
そんなA氏がカントリーマネージャとして就任したのが、元同僚が勤務していた会社でした。
元同僚の話によると、参謀タイプのA氏は、会社全体のストラテジーはもとより、細かい戦略まで自分で立ててしまったそうです。
そのため、自分のオフィスに篭りっきりで客先へ持って行くプレゼンをせっせと作成していたそうです。
カントリーマネージャ氏は、会社全体の戦略はもとより、数字を達成することが何より求められます。客先では、自分が全体の戦略を説明し、細かいプレゼンは担当営業に任せる、そして担当営業が数字を達成できるようにしっかりチェックをすることが肝要なのです。
私が知っているA氏と、元同僚が知っているA氏。
立場こそ違いましたが、やっている仕事は変わらないようです。
三つ子の魂百までとはよく言ったものです。
一度、身についた仕事のスタイルは、自分が意識しない限り、ずっと持ち続けるのだと思います。
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