momoichiの日々つれづれ、、

元外資系企業管理職。 外資管理職->無職フリーダム->起業(いまここ) 人生なるようになる、なるようにしかならない。 人生、絶賛継続中。

転職活動の飛び道具。

Amazonで、先日紹介した、佐々木一美さんの書評を見てみました。

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成功する40代・50代の転職術 60日以内に採用が決まる実践プログラム

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一部に、掟破りだとかアンフェアなやり方だとの辛辣な意見がありました。

至極もっともな意見だと思います。というのも、エージェント経由の正攻法で書類審査や面接を突破できる人は、何も、佐々木さんの言う社長や人事に手紙を書くと言う手段を使う必要がないからです。佐々木さんの書類突破法は、飛び道具なのだと思います。

30代、40代前半であれば、エージェント経由の応募で、先方の求める人材の条件に合致さえすれば、書類は通過します。何よりエージェントが喜んで声を掛けて来ます。

しかし、、50代ともなれば、ヘッドハンティング型のエージェント経由か、もしくは、ディレクター、少なくともマネージャのポジション、もしくは特殊なスキル持ちでなければ、書類審査は厳しくなってきます。同じバックグラウンドであれば、給与の少ない若い人の方がいいに決まっています。

中途の人材採用は、まず人事フィルターが掛かります。ここで、条件に合わない人の書類がどんどんふるい落とされるのです。もちろん、年齢もその一つです。

年齢で差別してはいけない、ダイバーシティを推奨している外資でも働いているのは平たい顔の日本民族です。よくあるケースが採用マネージャよりも年上である場合、人事が書類で弾きます。

採用担当マネージャに行き着く前に、書類で落とされるのです。

なので、年齢フィルターにかからないために、掟破りの飛び道具を使って最初の関門である人事フィルターを突破するのです。そうでもしなければ、書類を突破することが出来ないからなのです。

私の知り合いに50代の女性がいます。彼女はエージェントに書類だけ何とか通してくれ、その後の面接では突破できる自信があるから、とエージェントを叱咤しています。そして、彼女は、とある企業の内定を勝ち取りました。

掟破りだとかアンフェアだと言われても、転職はオファーを貰ったもの勝ちです。

あの手、この手、いろいろな手段で突破するのがいいかと思います。