口コミの功罪。
最近、物を購入する際も、どこかに宿泊する場合もネットで検索し、実際に購入や宿泊をした人の評判をチェックします。以前、飲食店のサイトで業者による不正や、契約がない場合は順位が上がらない等の問題があったのと、食べ物の嗜好は個人差があるので、食べ物の口コミはネット情報だけを鵜呑みにはしないようにしています。
口コミの便利なところは、実際の経験者によるネガティブな情報が手に入ることです。
例えば、京都の某宿泊施設なのですが、ここの女将さんの評判がすこぶる悪いのです。ダンナさんと二人で切り盛りしているような小さな宿のようですが、『ダンナさんはとても感じが良かったのですが、女将さんの方の対応がとにかく悪かった』、と書かれているのです。これが一人だったら、ああ、機嫌の悪い時に当たったのかも、とスルーできるのですが、3人も4人も、とにかく女将さんが感じが悪い、と書き込んでいればこれは、かなりキツイ性格の女将さんなのだと判断できます。
また、観光地の口コミも書かれているので、経験上、ここでの評価の高い観光地は結構ポイントが高いです。
伊東市に象牙と石の彫刻美術館 ジュエルピアというのがあります。外観からは絶対そのまま通り過ぎてしまうような建物ですが、口コミを読んで出掛けて、展示品の迫力に大感激しました。
TripAdvisorの口コミに飛びます。↓
ホテルや観光地の口コミ情報を知るには、日本でも海外でも私はいつもTripAdvisorを使っています。ここには、世界中の旅行者の口コミが読めるので、口コミの量が半端ない量があります。言語を日本語に設定すれば、全て日本語に翻訳されますので便利です。そのまま、予約もできます。
海外のホテルを決めるときも、ジュエルピアもTripAdvisorで知りました。
TripAdvisorのサイトです。↓
関係者による、いい口コミで評判を上げようと思っても、本当のお客様からのネガティブな書き込みがあれば、一発で化けの皮が剥がれてしまいます。そのくらい口コミは情報の民主化を図ったのではないかと思います。
インターネットの情報はどこの誰が書いた情報か分からないので、全てを鵜呑みにすることは危険です。ただ、使い方によっては、非常に役に立つと思います。
夏休みの旅行の計画には、実際、体験した人の口コミを上手く利用するのがいいかと思います。