momoichiの日々つれづれ、、

元外資系企業管理職。 外資管理職->無職フリーダム->起業(いまここ) 人生なるようになる、なるようにしかならない。 人生、絶賛継続中。

キャリアの築き方。

若葉の新緑が、目に眩しい爽やかな季節になりました。

ところで、先日、知り合いの営業A氏が職を失ったという話を耳にしました。

A氏とは、某外資の営業マネージャでした。某社は、ニッチ市場向けに製品を販売しており、急激な売り上げ増加は見込めないものの、低いながらも安定した売り上げをキープしていた会社です。

A氏は、某社の度重なるリストラや、プライベートファンドによる買収にも生き残って来ました。もともと、その某社に転職したのが早く、社歴の長さも一、二番を争っており、社歴が長い分、案件の知識も豊富で重宝されていました。

そんな某社が、プライベートファンドから某外資系の企業に買収されること約1年。

安泰だと思われていたA氏の上に営業本部長が入社し、あれよあれよという間にA氏の仕事が無くなり、職を失うことになったそうです。どうやら、買収した会社の上層部からNGを出されたようです。

転職市場では、営業は比較的、早くに職が決まることが多いです。というのも、職種や製品が変わっても営業のスキルは共通で、営業職のポジションはどこの会社にも存在するからです。

私と同じ時期に職を失った営業さんたちは、3ヶ月も経たない内に次の職を見つけ、転職しています。

しかし、、A氏の職探しは難航している模様です。

恐らく考えられるのが、A氏の某社での社歴の長さです。某社の製品がニッチ市場のため他の業種で受け入れられないのではないかと思います。しかもその経験が半端なく長いとなると、採用する側も二の足を踏んでいるのだと思います。社歴の長さが仇となってしまったのだと思います。

転職する際は、自分のキャリアにとってステップアップとなる職種、業種、会社を選ぶべきなのです。

特に弱小外資に転職する際は、自分のキャリアにとってどういうメリットがあるか、よくよく考慮した方がいいかと思います。