momoichiの日々つれづれ、、

元外資系企業管理職。 外資管理職->無職フリーダム->起業(いまここ) 人生なるようになる、なるようにしかならない。 人生、絶賛継続中。

いつまでも続く不幸はない、ただし、、

今日から6月。朝からむしむしした天気です。

ところで、先日、かつての同期と何年かぶりに会いました。新卒で入社した唯一の日本企業です。名前を言えば誰もが知っているその企業は、バブル崩壊後、成長の見込みのない事業をどんどん分社化して行きました。

その同期もご多聞に漏れず、分社化した子会社に転籍になっていました。転籍とは、それまで勤務していた会社を退職し、新たな会社に入社することです。

同期は、転籍後、業務内容も変わったらしく、ストレスフルで異動願いを何度も出しているけど、聞き入れてもらえないと嘆いていました。

その同期、受験生のお子さんがいます。そして、家のローンも残っています。

思うに、会社側は、彼がNoと言えないことを見越して転籍させ、そして転籍後、業務内容を変えたのだと思います。

彼は責任感が強く、人当たりもとてもソフトです。なので、会社側は今の業務からは決して外さないだろうと思います。その業務に適任だからです。

もう少し若ければ、外資に転職しちゃいなよと勧めるところですが、彼の状況では、社内異動するのが手っ取り早そうです。

精神的にも結構ギリギリでやっているという彼に、今の状況を変えたいのなら、自分で変えなきゃダメ。もしくはその状態でずっと我慢するか。と、とうとうと説明しました。トラブルを嫌う日本企業です。外資とは違い、そうそう簡単にはクビにはできません。

自分で行動を起こさない限り、状況は何も変わりません。黙っていると、その状況に満足していると思われるのが関の山です。

いつまでも続く不幸はないのです。勇気を出して追い払うか、ずっと我慢するかです。

 

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