momoichiの日々つれづれ、、

元外資系企業管理職。 外資管理職->無職フリーダム->起業(いまここ) 人生なるようになる、なるようにしかならない。 人生、絶賛継続中。

離党ドミノに退職ドミノという話。

民進党の離党ドミノが止まらないようです。

これと同じようなことが、かつて外資でもありました。

当時、とある分野で、一世を風靡した外資A社。彼らの製品は、マーケットシェアをほぼ独占していました。製品はバカ売れ、我も我もと企業が乗り遅れるなとばかり、こぞって導入し、誰もがA社の製品を扱い、そして近づき、このままA社の栄光は、未来永劫続くかのように思われました。

しかし、、業界大手のB社が、それを潰しに掛かります。B社の製品は、当初の製品こそ使い物にならないと酷評されましたが、バージョンを重ねる毎に、使い勝手を向上させて行きます。何より、業界標準のテクノロジーをB社製品は標準装備していたのです。

独自仕様が製品の強みであったA社。その独自仕様が、やがてA社の足を引っ張ることになります。業界標準のテクノロジーを企業が導入し始め、A社からB社製品へのリプレースが雪崩を打つように広がります。

最初は、B社の製品なんてダメですよ、、とタカをくくっていたA社社員もやがてことの大きさを知ります。しかし、時、既に遅し。B社のマーケティングの上手さも功を奏し、B社へのリプレースが止むことはありませんでした。

そのとき発生したのが、A社の社員の退職ドミノです。一部オフィスの閉鎖や、B社が引き抜きに掛かったのもありますが、業績が悪化し、雰囲気の悪くなった会社から、B社への転職、はたまた他社への転職が止むことはありませんでした。

その当時開催された、B社セミナーのスピーカーがA社出身者で占められていたこともあるくらいです。

何事も流れがあり、勢いを増した流れには、誰も抗えないのだと、改めて思います。

民進党の離党ドミノの話を聞いて、A社の退職ドミノをふと思い出しました。

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