momoichiの日々つれづれ、、

元外資系企業管理職。 外資管理職->無職フリーダム->起業(いまここ) 人生なるようになる、なるようにしかならない。 人生、絶賛継続中。

モノが売れないのではなく、買いたいモノがない、、と言う話。

先日、三峯神社に参拝に出掛けた際、二瀬ダムを過ぎた山道に、仮設トイレが設置されているのを見掛けました。数キロ毎に設置されてあります。

初詣にはまだ少し時間があるのに、随分、気の早いことだと思っていましたら、毎月1日のみに頒布される白い氣守りを目当てに人が押し寄せるため、夜中から大渋滞することを知りました。

三峯神社と言えば、三峰山の標高1100メートルに位置する、古くは修験道の場であった由緒ある神社です。

しかし最近は、関東随一のパワースポットとしてメディアに紹介されたり、フィギュアスケート浅田真央選手がこの白い氣守りを持っていたことですっかり有名になっています。

その白い氣守りを目当てに、人が押し寄せているのです。

あと、毎年、人が押し寄せているもので記憶に新しいのが水信玄餅です。こちらは、山梨にある金精軒と言う和菓子屋さんが、夏の間のみ、土日限定で販売しているものです。賞味期限が30分と短いため、配送が出来ず、お店まで出掛けて食べるしかありません。この水信玄餅を求めて、朝、早くから行列ができていると言うものです。

どちらも物を売るために頭を悩ませている企業の担当者から見れば、垂涎の的だと思います。

どちらもブームを狙って仕掛けた訳ではないとは思いますが、図らずも、その希少性とその場に出掛けなければ入手出来ない言う体験が、人を呼んでいるのだと思います。

もし、これが大手のメーカーであれば、設備投資をして、供給量と販売網を増やすと思います。

白い氣守りや水信玄餅が、いつでもネットから予約して購入できるようになったとしたら、恐らくブームはあっという間に消え去ってしまうと思います。

人間、苦労して入手したものには価値を感じますが、苦労せず、いつでもどこででも入手できるとなると有り難みが薄れてしまうからです。

毎月1日、苦労して山中まで出掛けて頂くから有り難いのです。

信玄餅もその場でしか味わえないからこそ、人が集まるのだと思います。

モノが売れない時代と言われますが、実は、工夫次第で、買いたくなるモノになるのではないかと思います。

それを考えると、某飲料メーカーお得意の品薄商法も、ある意味、賢いやり方なのかも知れません。

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