momoichiの日々つれづれ、、

元外資系企業管理職。 外資管理職->無職フリーダム->起業(いまここ) 人生なるようになる、なるようにしかならない。 人生、絶賛継続中。

経験は決して無駄にはならない、きちんとそこから学べば、、と言う話。

ネットでも随分話題になったauの鬼の親子のCM。

鬼ちゃんの、息子に対しての『学んだことは、誰にも奪われない。』が冴えています。

学んだことはもちろんのこと、経験も誰にも奪われることがありません。そして、悪い経験も決して無駄になることはありません。そこからきちんと学んで、二度と同じことを繰り返さなければの話ですが。

私の元同僚A氏の話です。有名国立大学を卒業し、大手外資へ就職、幹部候補生として将来を嘱望されていました。

彼が30になるかならないかの頃、別の外資に将来性を感じて転職します。しかし、数年勤めた後、また、別の外資に転職をしました。

その後、何度かの転職を繰り返した会社で、私と同僚になりました。

彼は、さすが某外資で幹部候補生に選抜されたくらいです。持ち前の地頭の良さだけではなく、抜群に仕事ができました。

しかし、彼はいつも会社や上司の不平、不満を並べ立てていました。彼が仕事が出来過ぎるせいかもしれません。周囲のアラが見えてしまう様でした。

そのため、上司に疎まれてリストラの憂き目に遭ったり、降格されたりしていました。

彼に限らず、長い社会人生活。誰もが仕事での失敗、降格、左遷、転勤、リストラ、PIP、、 様々な困難に直面することがあります。

しかし、彼は、行く先々で、その憂き目に遭っていました。仕事は出来過ぎるにも関わらずです。

そんなある日のこと。彼はあるエージェントに会います。いつもの様に、会社の不平・不満を語った彼に対して、そのエージェントは、あなたにも問題があるのではないですか?と諭したそうです。

そこからの彼の変わり様は、目を見張る様でした。そして、二度と彼の口から、会社や上司の不平・不満が出てくることはありませんでした。まさにエージェントマジックでした。

結果には、必ずそうなった原因があります。嫌な経験であっても、何が原因で引き起こされたか、そして、そこから学ばないと、ただの嫌な思い出のままです。しかし、そこから学ぶことが一つでもあれば、決して無駄にはならないとつくづく思います。

  

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