momoichiの日々つれづれ、、

元外資系企業管理職。 外資管理職->無職フリーダム->起業(いまここ) 人生なるようになる、なるようにしかならない。 人生、絶賛継続中。

あなたが居なくとも会社は回ると言う話。

連休も後半。2日の夜、何の気なしに高速の渋滞情報を見た所、東名高速が既に39kmもの渋滞でした。

3日の渋滞を避ける為、夜の内に移動しようとする人が、高速に流れ込んだのだと思いますが、22時を過ぎての渋滞は何とも異常な光景です。

そうは言っても、忙しくて休めない。

良く耳にするフレーズです。

確かに、世の中には、その人が居ないと業務が回らない仕事があります。例えば、医療従事者の方。お医者様や看護師の方が居ないと、医療行為を行う事が出来ません。公共交通機関にお勤めの方もそうです。パイロットや運転士、空港や駅係員、管制官が居ないと飛行機を飛ばすことも、電車やバスを動かす事も出来ません。そしてサービス業の方。サービス業に従事する方が居ないと、レストランやお店を維持する事が出来ません。その他、シフト勤務の方も居ないと工場等の業務が回りません。

しかし、、普通のホワイトカラーのサラリーマンであれば、その人が居なくとも、会社の業務がストップすることはありません。ですので、心置き無く休みを取っても良さそうなのですが、同僚からの同調圧力や、上司への忖度から、人が休まないときに有給を申請するのは、まだまだ難しいのかも知れません。

そう思っていたところ、日本企業に勤務する知り合いからこんなことを言われました。

会社は、定時に帰れ、残業するな、休めって言うけど、業務の総量は減らさないんだよね。結局、休むと自分の首を絞めることになる。

これは、一理あるかも知れません。そもそも1日8時間働いても終わらないような業務量が問題なのだと思います。休んでいる間に、引き継いでくれる人が居れば良いのですが、結局、休んだ分だけ、忙しくなるのが実のところの様です。

厄介なのは、忙しくて休めないの裏側に、自分は会社から認められている重要な人物なんだと言う思いです。こう言った人は、自分で仕事を抱え込み、他の人に権限委譲することも、人を増やすことも嫌がります。何故なら、人が出来ない仕事をしているのが彼らの存在意義だからです。

かつて勤務した外資で、A子しか出来ないと思われていた業務がありました。そのA子が結婚しめでたく妊娠。やがて産休を取ることになります。

業務を止めないために、彼女の産休中に契約社員として人を入れたのですが、ある日、衝撃的なことを耳にします。

産休中に自分の仕事が無くなってしまうことを心配したそのA子。あろうことか、業務で必要な書類を自宅に持ち帰っていたのです。

その後、産休から復帰したA子が職を失ったのは言うまでもありません。

考えてみると、その人が居なくて会社が止まるような仕事は無いのです。

あなたが居なくとも会社は回る、、つくづくそう思います。

 

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