100%モバイルワークは可能か。
今日も快晴の抜けるような青空が広がっています。
昨日は、YouTubeで12/7に開催されたDeNAの記者会見を見ました。およそ3時間に渡る長時間の会見でしたが、文字で読むのと、実際に映像を見るのでは、登壇者の表情や動作、声のトーン、質問者の声のトーンが分かるので情報量が格段に違います。
やはり、キュレーションメディア事業の統括責任者の一人がシンガポールにおり、今回の会見に出席しない理由だけでなく、彼女に責任があるのではないかという質問も数多く飛んでいました。
事業の責任者が海の向こうにいることは、グローバル企業では至極当然のことです。
しかしながら、その責任者は、日本での事業に関しては、日本の責任者を採用し一任します。
そして、戦略を実行するのは、その日本の責任者の部下です。
海の向こうの責任者は、結果は見ますが、デイリーで発生する様々な問題やトラブルに関しては、日本の責任者からレポートが行かない限り関知していないことが殆どですし、詳細を理解することは不可能です。
ビジネスを自動で運営できる仕組みがあるのなら別ですが、日本におらず、海外から指揮するのは、どうしても現場感覚からずれてくるのではないかと思います。
数字の責任だけ負って、信頼できる日本の責任者に一任していたのなら別ですが、自分自身が方向性を決定し、指揮していたのであれば、本人が意識する以上に現場感覚のギャップが生じていたと推察できます。
モバイルワークは、いつでも、どこからでも働けるので、非常に効率の良い働き方です。
しかし、、少人数のベンチャー企業ならまだしも、会社という組織の中では、100%モバイルは職務遂行上、入手する情報量の点でも、コミュニケーションの観点からもやはり難しいと言わざるを得ません。
■□■ Amazonでお買い物:おススメ ■□■
=============================
ランキング、参加しています。
↓ポチしていただければ、励みになります!