評価をするのは、あなたではないと言う話。
朝から晴れていますが、蒸し蒸しした気候です。
ところで、あろうことか殿がまた、カンマネの職をゲットしました。リプレース案件です。元々いた日本人のカンマネの方は降格になった模様です。
結果的に殿の部下になってしまった元同僚、嘆くこと、嘆くこと。
あんな仕事のできない奴の下で働きたくない。
お気持ちは重々承知ですが、仕事ができる、できないの評価は、誰がするのか、ふと考えてしまいました。
カンマネや営業であれば、結果が全てです。まだ、その会社の中で、結果の出ていない殿のように外部から採用された人の評価は、これまで勤務してきた会社での結果とインタビューでの評価です。
残念ながら、殿の経歴はとても綺麗です。業界のリーディングカンパニーでそうそうたる職に就いています。そして、レジュメ上では、結果が出ているのです。正確には、担当者である営業さんの頑張りだったのだと思いますが、その結果は、それを取り纏めるポジションにいた殿の結果になるのです。
腹心の部下をえこひいきする、これだって、彼らが優秀だから、重要なポジションを任せたと言えば、海の向こうの本社が納得する話です。
すっとぼけたことを指示する。しかし、すっとぼけたと感じているのは、指示された人だけかも知れません。
少なくともカンマネになったと言うことは、本社から評価されていると言うことなのです。
かつての会社で、殿の振る舞いをエスカレーションした営業さんがいました。
しかし、結局、その営業さんは、殿の返り討ちに遭いネガティブな奴と本社からレッテルを貼られただけでした。
私の知り合いは、本社からCEOが来日した際、日本のカンマネの悪行をエスカレーションしたことがあります。結果、その知り合い、即日で職を失いました。
360度評価とか、会社によっては部下が上司を評価する仕組みはありますが、パワハラ等、余程のことがない限り、クビになることはありません。
残念ながら、上司を評価をするのは、我々ではないのです。