トランプみたいな性格の人はウヨウヨいる。ー かつてのパワハラカンマネそのものだったと言う話。
プレジデントの記事にトランプ大統領みたいな性格の人はウヨウヨいると言う興味深い記事がありました。彼の性格は、無自覚の自己愛性パーソナル障害との分析がありました。
アメリカの精神科医、グレン・ギャバードによると、無自覚型の自己愛性パーソナリティ障害の特徴とは、下記のようです。
===引用開始===
1)他人の反応に気づかない
2)傲慢で攻撃的
3)自己陶酔
4)注目の的でいたい
5)“送信器”はあるが、“受信器”がない
6)他人の気持ちを傷つけることに鈍感
===引用終わり。===
記事は続きます。
===引用開始===
まず、トランプ氏が、「便所のような国」発言をはじめとして他人を侮辱するようなことを平気で言うのは、1)他人の反応に気づかないうえ、6)他人の気持ちを傷つけることに鈍感だからだろう。いずれも、想像力と共感の欠如に由来する。だから、相手が抗議しようが、うんざりしようが、お構いなしに暴言を吐くし、自画自賛する。
これは、5)“送信器”はあるが、“受信器”がないことにもよる。ツイッターで過激な発言を繰り返すトランプ氏は“送信器”の塊のように見えるが、自分がいかに優秀で、どれだけすごい実績があるかを認めてほしいという承認欲求が強いせいだろう。だから、自分の発言を相手がどのように受け止めるかを考えてみようともしない。
この強い承認欲求は、前任者の功績をすべて否定する「ちゃぶ台返し」の形でも表れる。オバマケア廃止、TPPとパリ協定からの離脱、イラン核合意破棄などを決断した一因に、オバマ大統領の功績を否定し、自分のほうが“上”だと誇示したい欲望があることは否定しがたい。
<<中略>>
2)傲慢で攻撃的なのは、強い自己愛ゆえに自分自身を過大評価しているからだろう。古代ローマの哲学者、セネカが見抜いているように、怒りは「己に対する過大評価から生じる」ので、自分自身を過大評価していると、ささいなことで怒って攻撃的になりやすい。
自分自身を過大評価していると、傲慢にもなりやすい。これは、特権意識を抱き、「自分は特別な人間だから、少々のことは許される」と思い込むせいだ。
<<中略>>
この過大評価のせいで、3)自己陶酔にも陥りやすい。「自分はこんなにすごい」と思い込み、周囲が見えなくなるからだ。そのうえ、先ほど取り上げた“受信器”の機能不全があると、周囲の反応に全然気づかず、自己陶酔に歯止めがきかない。
===引用終わり。===
これ、、どこかで見覚えがあると思いましたら、かつてのパワハラカンマネの言動そのものです。人の気持ちを侮辱する暴言なんて朝飯前。そして、これまでやってきたことをことごとく否定し、ひっくり返し、現場を混乱させました。
そして口癖は、『自分はすごい。』でした。
今から考えれば、彼は無自覚型の自己愛性パーソナリティ障害で、強い承認欲求と自己愛による自己の過大評価があったのだと改めて思います。
残念なことにこの自己愛性パーソナル障害は、薬では治らないそうです。人事がしっかりしている会社であれば淘汰されるのですが、弱小の外資では自浄作用が働くのは限りなく難しいと思います。
件のパワハラカンマネ、転職する会社、会社で長続きはしませんが、今も某社でカンマネの職を得ているようです。
彼による被害者がこれ以上増えないことを願うばかりです。