運の強さと鈍感力と言う話。
私の知り合いにA氏と言う極めて運の強い人がいます。
大手IT企業では部門のトップまで登り詰め、転職後に勤めた企業は、いずれも今をときめく企業ばかりでした。
そして現在、初のカントリーマネージャとして某社で働いています。
先日、かつてA氏の同僚だったと言う知り合いに会ったときに、意外な話を耳にします。それは、A氏が大手IT企業から転職した某社で、僅か1年で仕事を外され、部下もいない部署に移動させられ、そこで3年も過ごしたと言うのです。
その知り合い曰く、その部署は、所謂、追い出し部署で、そこに異動になった人は、6ヶ月程度で会社を辞めて行く部署だったそうです。しかし、、何とA氏はそこで異例の3年と言う期間を頑張ったそうです。
その後は、また今をときめく企業へ転職を果たし、ビジネスの現場へと戻っています。
しかし、、その今をときめく企業でも、やがてパフォーマンスを疑問視される様になったそうです。しかし、それから1年以上もA氏はその会社で頑張ったそうです。
そして、現職のカンマネの職を手に入れます。
今をときめく企業へ次々と転職を果たし、一見、強運に見えるA氏ですが、実は、職を外されても耐える鈍感力、、これこそがA氏の原動力なのかも知れません。